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メルヘンの野食歳時記第十五回
「野食紹介K - ニワトコ - 」
ニワトコ

【利用部位】新芽、花芽
【採集時期】3月〜4月
【採集場所】林縁部
【料理】おひたし、てんぷら(ただし食べ過ぎに注意)

 これは一般的にはあまり有名ではない山菜ですが、美味しい山菜です。漢字では接骨木と書き、漢方でも使われることがあります。しかし、微量な毒成分(青酸配糖体…)を含むので、食べすぎは禁物。多食すると、吐き気や下痢に見舞われることがあるので気をつけて。なんせ、漢方では便秘の薬に使われるぐらいですから。

 ニワトコは他の植物の芽が固いうちから、一足早く葉を展開し、早春の閑散とした林の中では目立ちます。新芽を主に利用するのですが、その中でもブロッコリーのような花芽が特に美味しいです。採ってきた新芽は、独特の嫌な匂いがしますが、水にさらすことで取り除くことができます。

 味はブロッコリーを濃くしたような味で美味しいのですが、何度も言うように食べ過ぎないように。あくまで、早春の雰囲気を少し味わうだけにとどめましょうね。

 なお、古くなった樹にはよくアラゲキクラゲがよく生えてきます。枯れてもなお、我々に山の幸を提供してくれるなんてなんてありがたい植物なんでしょうか!

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