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メルヘンの野食歳時記第十回
「野食紹介F - ユキノシタ - 」
ユキノシタ

【利用部位】葉
【採集時期】一年中
【採集場所】湿った場所
【料理】天ぷら、和え物

 森の文化祭で皆様に提供した思い出の?山菜です。山菜というよりやけどの治療などの民間療法に使われる植物として知っている人の方が多いかもしれませんし、生物の授業でユキノシタの葉裏の細胞を顕微鏡で覗いた方もあるかもしれません。この、ユキノシタは平地の湿った場所によく群生し、また葉の模様が美しいことから庭にもよく植えられています。また、初夏の頃には大の字の形をした美しい花が咲き(近縁種にはダイモンジソウという名の植物が。もちろんそれも食用になる)私たちの目を楽しませてくれます。  常緑のその葉は一年中利用することができ、食べられるものが少なくなる季節には貴重な存在となります。しかし、葉の表面には毛があってざらざらしているし、これといって特別な味は無いので料理としてのレパートリーは少なく天ぷらぐらいしかないのが悩みの種なのは確かです。しかし、こういったあまり使い勝手の乏しい山菜の新しい調理法を模索していくのも野食計画の役割ではないでしょうか?

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